辻正矩(つじ・まさのり)
大学で建築学を学び、卒業後、建築設計事務所に勤務。
その後、大阪大学、名古屋工業大学、大阪工業大学などで建築計画と建築設計を教える。
大学生の学習意欲のなさから日本の公教育のあり方に疑問を持つ。
フリースクールの存在を知り、日本や海外のフリースクールを多数視察する。
1999年に「大阪に新しい学校を創る会」を立ち上げる。
2004年、箕面市にNPO法人立「わくわく子ども学校」が開校、校長になる。
2009年、「箕面こどもの森学園」学園長になる。
認定NPO法人コクレオの森代表理事。学校法人きのくに子どもの村学園理事。
共著に『こんな学校あったらいいな 小さな学校の大きな挑戦』築地書館(2013年)。
藤田美保(ふじた・みほ)
小学生のとき、『窓ぎわのトットちゃん』を読み、自由な学校に憧れる。
その後、小学校教諭を経て大学院に進学し、市民による学校づくりを目指す。
2004年に「わくわく子ども学校」(現・箕面こどもの森学園)常勤スタッフとなり、
2009年から箕面こどもの森学園校長。
共著に『こんな学校あったらいいな 小さな学校の大きな挑戦』築地書館(2013年)、
『気候変動の時代を生きる 持続可能な未来へ導く教育フロンティア』山川出版社(2019年)。
守安あゆみ(もりやす・あゆみ)
ニイルの自由教育を学んだ両親のもとで育ち、大学で教員課程を学んだが、
学校教育に疑問をもち教師にならず、一般企業へ就職。
子どもが「わくわく子ども学校」に入学すると同時に自身もスタッフとして参加。
2012年に常勤スタッフになる。
認定NPO法人コクレオの森副代表理事。現在、認定子育てHATマイスター、
メンタルファウンデーション認定コーチとして、子育て支援活動やコミュニケーション講座の活動もしている。
共著:『こんな学校あったらいいな 小さな学校の大きな挑戦』築地書館(2013年)。
佐野純(さの・じゅん)
私立の中高一貫の進学校で偏差値による序列ができるのを経験し、そこに課題意識を持つ。
教育に携わろうと学習塾を運営する企業に就職し一斉指導の講師を勤めるが、違和感を覚えて退職。
その後『学び合い』を実践する学習塾に出合い、教室責任者として活動しながら、
対話の場や子育て支援の講座などを企画・運営。
その頃に多様な教育を推進する活動の中で箕面こどもの森学園に出合う。
非常勤スタッフとなり、中学部開設準備会メンバーに。
2015年、中学部開設時に常勤スタッフになる。
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