リズ・ウォーカー(Liz Walker)
1991年から、エコビレッジ・イサカの共同設立者、および代表理事として、企画段階から実現するまで献身的に活動してきた。エコビレッジは今では国際的に評価されている。『イサカ・エコビレッジ―持続可能文化の先駆け(EcoVillage at Ithaca : Pioneering a Sustainable Culture)』(New Society 2005年)で、エコビレッジや持続可能なコミュニティーという概念を、米国やほかの国の人々に広く紹介した。講演者としても、ワークショップのリーダーとしても幅広く活躍し、国内外のメディアでたびたびインタビューされている。また、世界中でワークショップを行っている「ガイア教育」というグループの創設メンバーでもある。第一の仕事は、エコビレッジを持続可能性の実践の場として発展させていくことだが、ニューヨーク州イサカ周辺の、ほかの持続可能運動でも活動している。イサカ大学とエコビレッジとの共同プログラム「環境教育連携」の創設メンバーでもあり、これが「持続可能トムキンズ郡」や「イサカ・カーシェア」を生み出す原動力にもなった。また「カユガ持続可能カウンシル」や「トムキンズ郡気候保護イニシアチブ」にもかかわっている。
現在、夫とともに、エコビレッジ・イサカで暮らしている。
2015年に完成した、適正な価格で、交通の便もよく、最前線のグリーンデザインをもつ、エコビレッジの三番目の共同住宅のプロジェクトにもかかわった。時間があるときには、自転車に乗り、ダンスやヨガをし、庭仕事や料理にも精を出す。満ち足り、バランスのとれた生活を送り、人生の美しさをいつも感じたいと思っている。
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