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開発フィールドワーカー

著者……野田直人 →→著者略歴と主要著書
1800円 A5判 218頁 2000年11月発行

大学生・研究者から、ODA専門官、世銀エコノミスト、NGOスタッフまで、幅広く参加している日本最大の開発メーリングリストの主宰者が、アジア、アフリカ、ラテンアメリカでの林業専門家、住民参加型の村落開発のフィールドワーカーとしての豊富な経験をもとに書き下ろしたスーパーガイド。
開発ワーカーが開発学の理論と実践のハザマで悩みながら、自分を磨くための全65章。

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【主要目次】
第1章 外部者の視点
1.リアリティと豊かさ
2.隠された仮説
3.学問と開発
4.援助と開発
5.緊急援助と開発援助
6.マクロ経済と地域住民
7.貧困とジェンダー
8.地球環境と地域住民
9.木を見て森を見ず
10.組織の論理
11.顔の見える援助
第2章 開発にかかわる個人として
1.開発ワーカーの理想はゴルゴ13である
2.事前の勉強
3.資料を疑え
4.調査か開発か
5.主役は誰か
6.カリスマはいらない
7.感覚をとぎすませる
8.言葉と田んぼ
9.基本は基本
10.悪いのは自分
11.依存心
12.逃げるが勝ち
第3章 専門家の落とし穴
1.視点は複数
2.手段と目的
3.誰を啓蒙すべきか
4.農業システム神話
5.生産性至上主義
6.生産と供給
7.「土地」生産性神話
8.自作自演
9.原因と結果
10.平年並み症候群
11.競争と棲み分け
12.隠された被害者
第4章 人々の視点
1.貧困とは何か
2.住民はただでは参加しない
3.天使はいない
4.所有の問題
5.優先順位
6.住民は知識を持っている
7.利益とリスク
8.外部者は資源である
9.長期的視点
10.男と女
11.社会の中の単位
12.村長は代表していない
第5章 開発のアプローチ
1.目的重視とプロセス重視
2.参加とは何か
3.学習と行動への参加(PLA)
4.ツールはツール
5.楽しいイベントと参加は違う
6.信頼関係が先
7.すべてを知らなくてもよい
8.子ども目線
9.いないのは誰だ
10.誰にでもわかるか
11.同じにはならない
12.普及するのは住民
13.トップダウンの参加型
14.日本らしさは不要
第6章 プロジェクトというもの
1.プロジェクトありき
2.PCMの落とし穴
3.プロジェクトには参加しない
4.プロジェクトは持続しなくてよい
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