トップページへ
長野の「脱ダム」、なぜ?の表紙画像 長野の「脱ダム」、なぜ?

著者……保屋野初子 →→著者略歴と主要著書
1000円 ●2刷 四六判 112頁 2001年4月発行

田中康夫長野県知事の「脱ダム宣言」以来、世界が注目する公共事業の政策転換の背景を緊急リポート。
先進国から取り残される日本の公共政策の後進性や、世界の治水・利水の最新動向をふまえての、田中知事の政策転換の是非をコンパクトに解説する。

内容紹介のページへ 書評再録のページへ 読者の声のページへ
【主要目次】
第1章・なぜ「脱ダム」なのか
●「脱ダム宣言」は唐突なのか?
●宣言の国、根まわしの国
●アメリカは脱ダムからダム撤去へ
●サケの邪魔をする権利はない
●農地を川に“お返し”するオランダ
●“生態学的な治水”を進めるドイツ
●キーワードは「氾濫原」のダイナミクス
●ダム反対運動が火をつけた
●自然への“譲歩”が始まっている
第2章・日本はなぜダムを造ってきたのか
●もともと川の水は誰のものだったか
●「新参者の水」はどう生み出されたか
●はじめ「治水目的」などなかった
●ダムの「戦時体制」と自然保護の闘争
●“ダムだけをつくる仕組み”が生き残った
●補助金が“ダムだけ”を選ばせる
第3章・コンクリートダム・デメリット
●かくして“土砂貯め”になった
●上流と海にはデメリットばかり
●ダムが“凶器”に変わるとき
●“地元の水”は取り尽くされた
●山河と経済を滅ぼすコンクリートダム
第4章・〈堤防+ダム〉治水の“決壊”
●氾濫を前提の治水方針を宣言
●川の領分に侵入しすぎた仕返し?
●なぜ進まない国土交通省の
 「総合治水対策」
第5章・かつて「やわらかな水社会」があった
●誇り高き「水防文化」をもったムラ
●水を受け入れなだめた昔の治水
●水利用の秩序をつくりあげたムラ社会
第6章・いまひとたび、“共水社会”をつくる
●日本の氾濫原、それは水田
●森林の「緑のダム」効果はいかほどか
●“自然にちかいダム”とコンクリートダムとの損益分岐点?
●“地下水ダム”を育てる町
●サケ、アユ、風景にも水の権利が
●「氾濫前提」答申を「脱ダム」で読むと
●川の管理人を交替させるとき
●水道ももはや「脱ダム」でいこう
●さまざまな工夫を組み合わせた浅川の「脱ダム」案
●流域を単位に「水循環」で再構築する社会
トップページへ