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長野の「脱ダム」、なぜ?

【書評再録】


●日刊ゲンダイ(2002年9月26日) 「ニュースに強くなる本」で紹介
問題を簡潔に整理したタイムリーな企画。

●毎日新聞評(2001年5月6日)=“ダム”に焦点をあてて、この本は、様々な素材を提供してくれる。「コンクリートのダム」だけをダムとみる硬直思考を解きほぐすには、おおいに有益な1冊である。

●アウトドア評(2001年7月号)=【ダム事業の転換期を迎えた日本。新たな河川行政とは何かをグローバルに考察する】
本書は、「脱ダム」宣言を日本のダム事業の転換期の産声ととらえ、ダム建設の問題点と新たな河川行政の在り方を考察したものである。日本のダム思想の始まり、そしてそれが姿を変えながら現在まで生き続けている現状。コンクリートで固められたダムが引き起こすデメリット。緑のダムの有効性。これは、環境問題に関心がある人にはいわば復習的な内容ではあるが、簡潔でわかりやすいのがいい。本書は、ダム問題にやっかいさを感じている人の頭の中にも、すんなりと入ってくるはずだ。さらに、世界のダム事情についても、概略ではあるがふれられていて興味深い。

●出版ニュース評(2001年6月上旬号)=「脱ダム」の意義を公共事業の政策転換のあり方として考察したレポートである。ここでは欧米の事情を併せてコンクリートダムのデメリットを指摘し、そもそも日本がなぜダムを造ってきたのかの歴史的捉え返しから、日本の伝統的な治水思想を学び直すことで「共水社会」へ向けての提言をわかりやすく展開。そこから見えてくるものは、「水」の問題が公共事業と密接に関係しながら地方自治のバロメーターとしてあることだ。「脱ダム」は長野固有の問題ではなく、自明とされてきた固定観念を打破する好機なのだと。

●週刊ダイヤモンド評(2001年4月28日/5月5日合併号)=「脱ダム」の意味をわかりやすく語る本。欧米では20年越しの「脱ダム」に学ぼう。

●日刊ゲンダイ評(2001年5月17日)=オランダやドイツなど、世界の治水事情を取材。コンクリートダムのデメリットをはじめとするダム建設の問題点を指摘する。
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