はじめに
1 種子の採取と貯蔵
種子のとり方と採取の適期
選別と発芽試験
精選作業/収穫量/発芽試験
貯蔵方法
2 育苗
種まきの実際
床作りと施肥/播種時期/播種量の計算/発芽促進/種子消毒/播きつけ作業の手順
発芽後の管理
わら抜き/除草と間引き
胞子液の散布
床替えと育苗
苗畑育苗/ポット育苗/ポット育苗の手順/
使用する用土組成(容積率)の一例/植え方と管理方法/
簡易な集団接種法
3 菌根菌の胞子液と培養菌糸接種源の作り方
胞子液の作り方
使いやすいキノコ/キノコの採集/胞子液のとり方/
簡単な胞子液の作り方(チチアワタケ)
胞子と胞子液の保存法
胞子の保存/胞子数と発芽率の検定/胞子液の希釈法/
ひとくちアドバイス【菌根菌もいろいろ】
菌根菌の培養
なぜ培養菌糸が必要か/クロマツ菌根菌の培養/
菌根菌の液体培養法
培養菌糸接種源の作り方
クロマツ育苗用接種源の作成事例/培養条件/培養容器/
培養菌糸の接種
4 植栽の実際
植栽地の準備
地拵えが必要/地被物と表土の除去/
@クロマツ単純林の枯れ跡地/Aニセアカシア混植林の枯れ跡地/
Bササ、チガヤ・ススキなどの群生地/
ひとくちアドバイス【被災地での植栽地造成について】
クロマツ苗木の植え方
高密度植栽と混植の効果/苗畑で育てた苗の植え方/
ポット苗の植え方
植栽後の手入れ
草取り/落ち葉かき/ひとくちアドバイス【落ち葉かきの効用】
5 海岸林の維持管理
下刈りと間伐
下刈りの意味
間伐の実際
密度管理とマツ林の利活用/第1回間伐作業(林齢4?5年程度)/
第2回間伐作業(林齢7〜8年程度)/
第3回間伐作業(林齢15〜20年程度)/壮齢林の手入れ
既存マツ林の手入れ
6 解説
炭の特性/炭の施用法/炭と微生物
マツの特性
先駆植物として/根について/肥料とマツの根
菌根共生について
A菌根(アーバスキュラー菌根)/外生菌根/マツにつくキノコ/菌根菌の接種効果
|