はしがき i
序――本書の構成と問題意識 1
第1章 貧困緩和・解消論の新たな展開と人間発展論
1.はじめに 7
2.貧困緩和・解消論の変遷と人間発展論への展開 8
3.人間発展論の内容と問題点 14
4.おわりに 21
第2章 社会発展論の意義と課題
1.はじめに 33
2.社会発展論の内容と意義 35
3.社会発展論の課題 41
4.おわりに 45
【参考資料】国連社会発展サミット行動計画・第5章B「市民社会の関与」 57
第3章 参加型貧困評価と貧困緩和・解消のための「公共行動」
1.はじめに 59
2.貧困認識と貧困緩和・解消システムの脱構築 60
3.PPA(参加型貧困評価)の意義と問題点 63
4.多元的制度・エージェント論と「公共行動」 70
5.おわりに 76
第4章 ソーシャル・キャピタル論と貧困緩和・解消
1.はじめに 83
2.ソーシャル・キャピタルの概念内容とその特徴 85
3.ソーシャル・キャピタルのタイプ 95
4.ソーシャル・キャピタルと貧困緩和・解消 97
5.おわりに 104
第5章 貧困緩和・解消のための社会的セーフティネット
1.はじめに 113
2.アジア危機と社会的セーフティネット 115
3.福祉ユニバーサリズムの教訓 120
4.社会的セーフティネットの今後の方向性 124
5.おわりに 127
第6章 貧困緩和・解消スキームとしてのマイクロファイナンス
1.はじめに 135
2.国連のマイクロファイナンス認識 137
3.マイクロファイナンスの成果に対する国連評価の検討 139
4.マイクロファイナンスに期待される役割に関しての国連認識の検討 145
5.おわりに 155
第7章 マイクロファイナンスの可能性と課題
−ドロップアウトの実態を踏まえて−
1.はじめに 163
2.ドロップアウトの数量的把握 164
3.ドロップアウトの事由・背景 169
4.ドロップアウトが提起している諸問題 182
5.おわりに 185
あとがき 19
索 引 195