悲劇の島・東チモール その自然と人びと著者……島田イク郎
→→著者略歴と主要著訳書
1400円 四六判 156頁 1990年3月発行
東チモールは約400年間、他国からの支配下におかれてきた悲劇の島ですが、一方この島は、化石の宝庫として、また地史学的問題や鉱産資源でもたいへん重要な魅力のある島です。 本書では、自治権問題で揺れる東チモールの自然、風土、生活を紹介するとともに、日本軍の占領、ポルトガル植民地からの独立を間近にひかえての内乱、インドネシアの軍事介入による一方的な併合へとつづく悲劇の歴史を、東チモールの自治権問題も含めて言及します。
|