【主要目次】 |
第1章 鉄道開業のはなし |
- 「口うちひらき見ほれいたり」---最初の蒸気車模型
- 開業前の蒸気車に乗った人---大蔵卿・大久保利通
- 日の丸がひるがえった---1872年の鉄道開業式
- 横浜〜品川間が35分---京浜間創業時代の運転
- 世界にめずらしい切符型の墓標---エドモンド・モレルの墓
- はじめてのダイヤグラム---正確な列車運行計画の秘密は?
- 機関車「しづか」号の活躍---幌内鉄道の開業
- 馬の小便を処理する社員---東京馬車鉄道の開業
- 人力から「ラッキョ機関車」へ---熱海人車鉄道
- サーチライトの過剰サービス---はじめての二階付市営電車
|
第2章 鉄道建設うらばなし |
- 毛織のだんぶくろに小倉の脚絆---新橋〜横浜間の測量
- たくみな井戸掘り技術---お雇い外国人が高く評価
- 歴史のなかに消えた線---資材運搬のための蛇松線
- 龍神が怒って運転を妨害---仏生山トンネルものがたり
- はじめての耐震設計---碓氷峠の建設工事
- アプト式かトンネルか---中央線・笹子トンネル秘話
- 最初のボーリング調査---1919年の関門トンネルで
- 埋立地に停車場が誕生---平沼の移り変わり
- 爆発事故がつづいたが---清水トンネル掘削秘話
|
第3章 客車・列車にまつわる話 |
- トイレつき客車は下等から---窓からの放尿罰金10円
- 客車の窓は上昇式へ---窓ガラスに頭を打ちつけた
- ランプから電灯へ---客車の照明設備
- 食堂車は一、二等客だけ---初営業でもメニューはいろいろ
- 「花電車」に男子学生が殺到---婦人専用車の誕生秘話
- 新橋〜下関間特急は25時間---列車は中国からヨーロッパへ
- 軽便まくらの賃貸し---上野〜新潟間の夜行急行列車に
- 脱線、転覆で木造列車がこなごな---鋼製客車の採用
- 一位が「富士」で二位が「燕」---列車の愛称名を公募
- 指はさみ事故がひんぱつ---省線電車に自動ドア
- 東京〜大阪間を8時間で---超特急「燕」号の運転
- シャワーバス・冷房つき特急---内田鉄道大臣の一声
- リクライニング・シートの採用---連合軍の強い要求で
|
第4章 鉄道従業員にまつわる話 |
- お雇い外国人の娘・アンデルさん---鉄道界最初の国際結婚
- 海の蒸気船からオカ蒸気へ---蒸気機関の運転者を引きぬき
- トンネルと鉄橋の見張り役---日給60銭(大正三年)以下で
- 鳥打帽ではじまった荷運夫---好評だった赤帽スタイル
- はじめての列車ホステス---美人列車乗務員は品行方正
- 窓口に看板娘の登場---1903年の新橋停車場に出札掛で
- 海軍さんとまちがえられた---帯剣の服制と後藤総裁
- 見て、さわって、動かして……---動く鉄道博物館の夢
|
第5章 駅業務のはなし |
- 赤切符は下等、上等は白---乗車券いろいろ物語
- 「会社収利ニアラザレバ」---入場券の発売開始と専用券売機
- 上野は灯の海、人の波---停車場ではじめての電灯照明
- 新聞、弁当にお茶---停車場構内の営業さまざま
- 女子番人つきで1回2銭---停車場有料トイレの開設
- 駅長から紅白の祝い餅---東京停車場開業こぼれ話
- 効果バツグンの拡声器---1923年、品川停車場に登場
- 使用車両は「ハ」「ハフ」の152両---岡谷停車場から女工の帰郷
|
第6章 観光宣伝とイベント列車 |
- 観光地向けに遊覧回遊列車---観梅、松茸狩、初詣、海水浴etc.
- 停車場に名所案内標---1893年、関西鉄道で採用
- 列車ボーイとお座敷客車---山陽鉄道が1898年にはじめて
- わが国初のスケート列車---諏訪湖一周の大競技会も
- 海水浴で旅客を誘致---東海道線・弁天島停車場のはじまり
- スキー・スケートの宣伝を---ウィンタースポーツと鉄道
- ボツになった水着宣伝ポスター---海へ山への旅客宣伝
- 銀河鉄道999号---ミステリー列車の誕生
|
トップページへ |