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思春期は訴える
子どもの非行は大人の避行

著者……福田年宏 →→著者略歴と主要著書
解説者…田上時子 →→解説者略歴と主要著訳書
1000円 ●2刷 四六判 126頁 1999年9月発行

激増・凶悪化している少年犯罪。大人はそれにどう対応すればいいのだろうか。
大阪府警の少年係として、長年、問題行動を起こした少年たちに接してきた著者が、自らの経験をもとに、揺れ動く思春期の子どもとのかかわり方をアドバイス。
親だけでなく、教師や地域の大人にも読んでいただきたい一冊。

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【主要目次】
どんな子どもが非行に走るのか
●うっとうしいお母さんとずるいお父さん
●増え続ける非行
●問題行動が凶悪化している
●非行の主流は中学生
●うちの子も危ない?
●今どきの親と子に欠けているもの
●規範意識が薄れている
●結果を予測できない子どもたち
●自己責任の自覚が欠けている
子どもを非行に追いやる理由
●生活の乱れと心の乱れ
●希薄な親子関係
●地域の大人はどうかかわるか
●学校は総合病院ではない
●子どもをとりまく社会環境
非行が訴えるもの
●独立した未熟な人格
●未熟な人格をどう育てるか
●子どものいじめは大人が生んでいる
●非行とは何か
●問題行動の裏側にあるもの
●非行にはプロセスがある
●非行は子どもの訴え
●「テレクラのおっちゃんはやさしい」
●栗の虫はいつ入るか
子どもを理解するためには
●子どものところまでおりていけますか
●子どもの言い分を最後まで聞いていますか
●話しつくさせることの大切さ
●いちばんの願いは「話を聞いてほしい」
●わが子をほめていますか
●親は自分自身にどうかかわるか
●親が変われば子どもも変わる
●大人はどう連携したらいいか
●子どもにとっていちばんいい方法を
Q&A こんなとき親はどうする?
●幼少期の子育てのここがポイント
●非行の予防法ってあるんでしょうか?
●子どもとコミュニケーションするためのコツは?
●不良と非行はどう違うの?
●タバコをやめさせるための効き目のある説得方法はありませんか?
●子どもが嘘をつきはじめたら、どうしたらいいのでしょうか?
●子どものことで悩んだとき、かけこめる場所は?
●親は自分をどうやって育てたらいいの?
●非行を犯した子どもはどんな処遇を受けるの?
●初めての非行でも処遇を受けるの?
●社会環境が非行を生んでいる
解説・親子で乗り越える思春期---田上時子
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