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ボランティアの世界
私が変わる 社会が変わる

著者……吉村恭二 →→著者略歴と主要著訳書
1500円 四六判 216頁 1999年8月発行

ボランティアの本質は?
活動のあり方は?
横浜YMCAで長年、総主事を務めた著者が、日本社会を人間性豊かなものに変革していくために、ボランティアの意味とヨロコビをともに考え、行動する書。

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【主要目次】
第1章・「ボランティア」の源流
1.ボランティアの誕生
(ボランティアの源流を遡る/19世紀ヨーロッパの「自主と自由」を求める運動/セツルメント運動の胎動/自助と相互扶助運動の生活協同組合の始まり/人類愛を求めるYMCAの出発)

2.日本のボランティアの源流
(セツルメント運動に燃えた青年たち/生協運動とボランタリズム/同志が結集したYMCA運動/キリスト教とボランティア精神/ボランティアの思想)

第2章・今日の日本社会とボランティア
1.ボランティアの本質を問う
(自己実現を求める潮流/さらに高まる社会への意識/開かれた自分から社会が変わる)

2.伝統的な日本の価値意識とボランティア
(「いえ」を大切にする身内意識/「いえ」の枠組みを打ち破る/「身内」を超えるボランティア/「開かれた関係」をつくる)

3.ライフスタイルの変化とボランティアへの関心
(人生80年をいかに生きるか/もう一つの生き方を/個人の時間から社会的な時間へ/高まる社会貢献への意識/人間性回復を求めるきざし/民主主義の実践として)

4.21世紀を生きる子どもたちへ
(ボランティアとして育つための訓練/大切な学校外での体験/サービス・ラーニングの必要性/サービスの与え手になるために/人生をどう生きるか/異質なものや個性を認め合う教育を)

5.ボランティア活動から得られるもの
(学校教育での評価制度の問題/ボランティアの互酬性/障害児キャンプでのA子さんの体験/障害児キャンプでのB子さんの体験/タイでのボランティア活動の体験)

第3章・多様化するボランティア活動
1.阪神大震災と「ボランティア元年」
(阪神大震災に学ぶ多様なボランティア/行政の限界とボランティアの可能性/求められる専門ボランティアの活躍/三日、三週間、三か月のボランティア活動)

2.企業とボランティア
(休暇制度と社員の主体性/期待される企業の社会的貢献)

3.行政とボランティア
(公平性と個別性のちがい/町内会、自治会はボランティア組織なのか)

4.相互の連携をはかるボランティアネットワーク
(垣根を越えて連携する/ネットワーキングの構造と過程/ネットワーキングの特質)

第4章・これからのボランティア活動と市民社会の形成
1.NPOの役割と課題
(NPOとNGOのちがいは/公益的活動を行うNPO/「公」の限界と可能性/NPOのマネージメント)

2.NPO活動の活性化を目指して
(継続して目的を問いかける/問題意識をもつことから/求められる税の優遇措置の制度化/市民活動体として日本社会に根づくために)

3.一人ひとりが創る21世紀の市民社会
(国際化から地球化へ/自分を等身大でとらえ、新しい自分を見出す/経済優先主義から人間優先主義へ/水平な仲間関係から共感の関係を/生き方をみつめ直すことから)

付録・ボランティア活動のための10か条
  1. 「善意の押し売りはやめよう」
  2. 「感受性と目配り」
  3. 「多様性を尊重する」
  4. 「楽しむ心を忘れずに」
  5. 「明るさを大切に」
  1. 「自己成長をはかる」
  2. 「自分の気持ちが最優先」
  3. 「求められる自己責任」
  4. 「すべてを背負いこまない」
  5. 「自己流を尊重しながら」
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