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事例・判例でみるセクハラ対策

【書評再録】


●朝日新聞評(1999年6月27日)=この春、男女雇用機会均等法が改正され、職場のセクシャル・ハラスメントを防ぐ努力をすることが企業に義務づけられた。都庁職員として、長年セクハラ問題に取り組んできた著者が、豊富な事例や判例に即して、セクハラ問題への対応策を探る。
判例ごとに「教訓」を導きだし、使用者側の注意すべき点を解説する。また、セクハラで企業が訴えられるまでのプロセスを示し、どの段階でどんな対応が必要かをアドバイスしている。

●日経ウーマン評(1999年4月号)=改正均等法で、セクハラへの対応がどのように変わるかをわかりやすく解説。「なぜセクハラが起こるのか」まで言及した本。

●Woman's EYE評(1999年3月1日号)=東京都労働経済局で、長年労働相談に携わり、また、さまざまなセクシュアル・ハラスメント裁判を身近に見てきた著者による書き下ろし。
1994年4月に施行される改正男女雇用機会均等法で、「個人の非行」から「事業者の不適切な労働条件についての雇用管理上の責任」に変わるセクハラ問題を、何がどのように変わるのか、具体的な事例に即して解説してある。
本書があれば、法律を後ろ盾にしたさまざまな職場環境の改善が可能になる。なぜなら、企業にとってこの問題がリスク管理上の一大要素となったのだから。

●教育新聞評(1999年2月15日)=セクハラとは何か。本書では、実際に起こっている事件、裁判として争われているケースや裁判所の判断が紹介されており、問題点が浮き彫りにされている。
ここでは何がセクハラなのか、事例をあげて説明がなされているので、わかりやすい。今後のために参考にしたい部分が多い。

●NTTレディースタウンページ「トレンドナンバー」評=「セクハラ」は日本社会でも認知されている言葉だが、果たしてその意味は正確に理解されているのか? 長年セクハラ問題に取り組んできた著者が、多くの事例や判例に即して、問題の理解と対応策を探る。

●赤旗評(1999年4月26日)=東京都庁で20年労働相談に携わってきた著者が、実際に起きた事件、裁判で争われているケースと下された判断を通して、セクシュアル・ハラスメントとは何かを、日本の現実から理解し、対策に役立てようとしています。
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