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日曜の地学17 愛媛の自然をたずねて

【書評再録】


●愛媛新聞評(1989年1月23日)=自然観察のための本。小中学校教師や高校大学の生徒学生向きで、記述は全県的。
一定の地域ごとに、地質図、地質学から見た自然のみどころ、交通、ポイントごとの説明の順で説明している。
特徴的な動植物の説明も添えて興味を持たせている。

●愛媛新聞「愛媛出版文化賞 受賞者の横顔」欄(1990年1月9日)=県内の主な19地域の自然を、地質中心にわかりやすく書かれており、自然観察の手引として格好の書となっている。

●地質学雑誌評(1989年3月号)=愛媛県の各地について19ヶ所を選び最初に見どころ、地形図、交通、コースの説明があって、以後順に露頭や地層の説明がされている。
愛媛県は中央構造線をはさみ南北で地質が異なり、さまざまな層序・岩石が見られる素晴らしい地域である。また植物や、遺跡といった事柄にも触れていることは、自然を観察する同好の士にとって良い案内書であろう。
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