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沈黙をやぶって
子ども時代に性暴力を受けた女性たちの証言心を癒す教本

編著者……森田ゆり →→編著者略歴と主要著訳書
2000円 ●5刷 四六判 288頁 1992年11月発行

誰にも言えなかった」の読者から寄せられた100編を超す手記から生まれた日本で最初の証言集。
終章では、被害者や医師、カウンセラー、児童相談員など、性的虐待を扱う専門家に向け、性暴力の分析と理論、CAPの子どもへの暴力防止プログラムなども紹介。

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【主要目次】
パート1・近親からの性的暴力
  • 近親「相姦」だなんて冗談じゃねえ(A・M)
  • 刺を抜く(飛鳥みかげ)
  • おじいちゃんへ(M・N)
  • 家にはあの男だけしかいなかった(佐藤のぞみ)
  • 食障害(かれん)
  • ゲイの人は仲間(絵里子)
  • 叔父(北村亜由美)
  • 傷跡(上遠野ユリ)
パート2・知人からの性的暴力
  • あたしの原体験(田中美津)
  • 体を切り離してしまいたい(M)
  • こども(森本千恵子)
  • 金色の輪っか(K・U)
  • 18歳は大人ですか(立野智子)
  • Jの日記より(J)
  • 有名な教師(真木美鈴)
  • 医者(匿名)
  • 灰になっても傷は消えない(M子)
  • この指とまれ(橘風子)
パート3・見知らぬ者からの性的暴力
  • 小指をかみきる(熊谷博子)
  • バナナ(独り暮しの婆)
  • ブランコの窪地のむこうで(辻明子)
  • 日曜日の子ども(夏生ゆり子)
パート4・沈黙をやぶって その後---心を癒す教本
  1. 心の傷を癒す
  2. 実態の把握
  3. 神話と事実
  4. 子どもへの性暴力の起きる条件
  5. 性差別
  1. 原体験
  2. 癒しのビルディング・ブロックス
  3. 子ども差別
  4. CAPプログラム---子どもへの暴力防止プログラム
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