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プリズン・ボーイズ
奇跡の作文教室


マーク・サルツマン[著] 三輪妙子[編]

2200円+税 四六判 368頁 ハードカバー 2005年11月発行 ISBN4-8067-1317-1

重松清氏、推薦!
−−−言葉が心をひらき、人と人をつなぐ。
「ハロー」で始まる最後の手紙に、胸が震えた。−−−

創作に行きづまり、ひょんなことから少年院で作文を教えることになったピューリッツァー賞候補作家を待ち受けていたものは?
殺人や強盗を犯した少年たちとの向き合い方に苦悩しながらも、少年院に通うことが楽しくなっていく作家。
作文でしだいに心を解き放たれていく少年たち。
重い判決を言いわたされて去っていく少年たちを、ただ見ていることしかできないのか……。
ロサンゼルスの重罪少年院の作文クラスを舞台に感動の人間ドラマが繰り広げられる!

書評再録 読者の声
【主要目次】

1 世界でただひとりの人間
2 いやだと言うんだ
3 紳士諸君
4 博物館へ出かける
5 衝突
6 おれはここにいる
7 監禁
8 夢の境地
9 プリズナーかパンプキンか
10 母の日
11 カモにされる
12 ハッピー・バースデー
13 ファミリーライフ
14 ふたつの顔
15 ピエロたちを送りこめ
16 ザ・バスター
17 情けのない壁
18 窓をたたく者たち
19 おれはこんな人間になるはずだった
20 ありがとう、憎しみよ
21 父の日
22 手紙
23 友だちへ
解説(坂上 香)