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ガーデニング好きの友人が「きれいな写真に惹かれて庭の本を買うけれど、結局は農薬をまいたり、きれいな花でぴかぴかの庭じゃないとダメだって言われているみたいで、いつも挫折する」と言っていた。 庭とは本来、多様な生物や変化に富んだ気候を身近に感じられる場所であるはず。それが、ゲジゲジやダンゴムシを見れば「不快害虫」として駆除剤を推奨(ゲジゲジは本当は「害虫」を捕食する益虫、ダンゴムシも弱っている葉や腐った葉を食べて土中に還す分解者なのに・・・)、雑草は悪者、雨や風は嫌われ者・・・。そこで私たちが本を書くチャンスがあったら、今までとは全く違うガーデンブックを作りたい!ということでできた本が『オーガニック・ガーデン・ブック』だ。
庭は身近な自然であると共に、一人で愉しんだり、家族や友人とコミュニケーションする場所としても活用できると思う。そのため、本書では「バリアフリーガーデン」「ファミリーガーデン」「子どもの庭」「自然エネルギーの循環する庭」「菜園のススメ」など、それぞれのライフスタイルにあった庭づくりを提案している。そのためには、見てくれではなく、そういう庭文化を支えていく考え方にまで話は及ぶが(園芸療法やビオトープなど)、だからといって堅苦しい専門書とは対極にある。あくまでも町の植木屋から見た使いやすい庭、気軽に自然と親しむための本だ。そのため、良質な有機堆肥や自然農薬の作り方、ナチュラルな蚊よけスプレーの作り方、庭仕事に役立つ本や団体の紹介など、たくさんのインフォメーションが掲載されている。
そのほかにも植木屋との新しいつきあい方、地域通貨から夫婦別姓まで、庭を通して感じた新しい暮らし方満載!あなたのそばに置いていただけたら、オーガニックライフをサポートする心強い助っ人になってくれるはずだ。
曳地トシ
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