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死ぬことと生きること
[正・続]

【書評再録】


●毎日新聞「私が選んだこの一冊」---田沼武能氏・日本写真家協会会長(1995年12月13日)=この本「死ぬことと生きること」は、土門先生が脳溢血で倒れられて、写真の方の仕事が思うようにできなくなったころの前後に、いろんなところにお書きになったものを集大成したものです。
この中には土門拳の写真に対する考え方、撮影方法、生き方といったものが折にふれて書かれています。

●ダ・ヴィンチ評---文・荻野目洋子氏(1995年4月号)=この一年に読んだ本の中で、特に印象に残っているのが、今は亡き写真家の土門拳さんが書かれた「死ぬことと生きること」でした。
“写真”というたった1枚にかける情熱にも想像を絶するものがあり、最初に読んだときにも衝撃を受けたけれど、もう一度、現在の私が読んでとても印象に残ったのは、「……おでこに五本の小じわがあれば、五本の小じわが写ってしまうのである。四本に減るわけでも、六本に増えて写るわけでもないのである。」というフレーズ。
“事実を事実として受け止める”土門さんのやり方は、写真だけでなく、ペンによっても思わずハッとさせられる箇所がたくさんありました。表現することの厳しさを学べる1冊です。
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