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生態学辞典

【書評再録】


●読売新聞評(1975年1月20日)=わが国初の、収録項目7000、英文総索引10000、467ページの小項目・五十音配列の中型事典である。現時点で望みうる好著となった。

●地質学雑誌評=現在第一線で活躍している18名の生態学者の協力に基づいて、小項目制を採用し、7000項目について分担執筆されている。本書の背景には、日本生態学会が1955年に生態学用語選定委員会を設けて、1960年までに約800の基本用語を選定した経験が生かされている。
地学関係の用語も、基本的なもの約400項目を選定して解説している。環境問題が重要な課題となっており、生態学への関心が極めて高い今日、このような辞典が本邦で初めて刊行されたことは、誠に有意義であり、とくに古生態学の研究者にとって座右の書となるであろう。
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