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大地のおいたち
神戸・大阪・奈良・和歌山の自然と人類

【書評再録】


●理科教室評(1999年4月号)=大地が人の生活の中で姿を変えながら移り変わっていくようすを、大パノラマのように想像させてくれます。
第8章では、「断層に囲ま」れた大阪が、阪神・淡路大震災に学んで「地震に備える」ため、高い耐震性のある住宅の必要性とともに地質資料の活用や住民参加の街づくりと防災計画をもつことを訴えています。
大地のおいたちを語った楽しい読み物であるばかりでなく、地学教育としての「教科」の本質に迫る授業書としての活用もできそうです。

●地団研そくほう評(1999年7月1日号)=近畿地方中部で活躍する大阪支部のメンバーが総力をあげてまとめた関西5億年の歴史である。
全体に文章は平易で簡略化したイラストなども理解を助ける。防災対策への提言など、大阪周辺だけでなく、全国各地の参考になろう。
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