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犬は「しつけ」で育てるな!

【読者の声】


●A・Hさん(42歳女性)

 今まで犬のしつけの本を何冊か読みましたが、全く違っていてショックを受けました!
 9月に我が家に待ちに待った子犬がやって来ました(生後60日弱で来ました)。
 来る前からネットで調べたり本を読んだり犬を飼っている知人に聞いたり、いろいろ勉強してきました。飼い主がボスだ!言う事を聞かない時には徹底的に服従させないと犬にバカにされてしまうなどです。
 そればかり気にしていて上手にコミュニケーションがとれてなかったように思います。(反省、、)ネットでこの本の題名を見て「これだ!」と思い購入し、一気に読みました!
 リードを引っ張るのは嬉しいからなんですね。あーそうなんだ!と今まで悩んでた事が一気に吹き飛びました。ありがとうございます。
 これから肩の力を抜いてブルース(我が家の犬です)と付き合っていきたいです!
 家族ですものね。

●M・Nさん(52歳女性)

 『犬は「しつけ」で育てるな!』を読ませていただきました。もうすぐ2歳になる2匹の柴犬を飼い始めて1年半ほどになります。
 今までにいろんな犬の本を読んできましたが、最初はそういうものだと思っていましたが、しだいに、2匹の犬と接してきて、なかなか納得できないと感じることが多く感じていました。今回この本を読ませていただいて、うちの犬のいろんな行動が、なるほど、やはり、と次々と胸にストンと収まっていきました。私たちの犬に対して抱いていた気持ちと同じだと感じることばかりでした。
 犬にかかわるすべての方が当然の知識として、この本の内容を知るべきだと感じました。
 この本の内容を知らないがために、犬の気持ちを理解できずに、愛しているのに苦しめてしまっていることも多いのではないかと思います。
どうもありがとうございました。

●M・Tさん(42歳男性)

 新聞広告から何気なく新刊案内を目にし、偶然にも著者のページを見つけ、ラッキーなことにサイン本を送って頂けました。
 我が家には子供が居ない事もあり3歳弱になるちんちくりんの雑種と暮らしています。・・お世辞にもかわいい!とか、かっこいい!とか言えない・・何処にでもいる雑種ですがとても大切な家族です。
 3年前、15年一緒に暮らしたイヌ(こちらも雑種で外イヌでしたが・・)が、天国に旅立った後、偶然にもスーパーマーケットの掲示板にそのブザイク面を見つけ心を奪われてしまった始末です。
 何処からの知識か?免疫の面からも生後3ヶ月は、母イヌのモトに置いたほうが良い!?との考えはあったのですが譲受けにあたり、双方の事情で生後1ヶ月程度で引き取ることになりました。以降、免疫の問題からも不安があり、ずっと気にしておりましたが、刷り込みや社会性を身に付けるという観点からも親元にいる期間がこれほど大事である。とのことは、読み進めて初めて知り得ました。
 躾についても、さまざまな媒体からの情報に愛情の遮断、無視、または上下関係、支配欲・・等、自分がイヌと生活する上でそれらの事項に常に疑問?が何処かに引っ掛っており、その方法を素直に受入れられない自分がおりました。
 この本を手に入れ(未だ一読したばかりですが・・)その引っ掛かり・・頭の中のモヤモヤがすっきり晴れたような気がします。無駄吠えこそしないものの常に落ち着きが無い態度の原因は!? 散歩のときの引っ張り癖は!? 今までの間違った?(一部?全部?)知識を払拭し、改めて我が人生のパートナーとの付き合いを考えなおそうと思い直したところです。今後もこの本を参考に愛犬の行動を照らし合わせ適切な対処の基に接し方を修正して行こうと思います。
 最後に著者の堀明様には、大変失礼な話しですが、私はこの本を大事に扱いません。せっかくのサイン本ですが・・愛読書として、参考書として・・ぼろぼろになるまで読む・・というより使わせて頂きたいと思います。(と言いながらもう一冊購入するかもしれませんが・・・・今後も犬たちの為、更に動物たちの為に世に向け正しきメッセージをお願い致します。

●Y・T さん(29歳女性)

 本読ませて頂きました。まず、一言で言わせてください!「よくぞ書いて下さいました」と。
 というのが、私自身、生後3ヶ月以内の子犬をペットショップで販売している問題に以前から個人的に猛反対をしていて、実際生後2週間の子をショーケースに入れてるショップを発見し、大文句を吐いて帰ったことがあります。しかし、私は一般の動物好きの一人、専門知識もなければ、勉強や研究や実験などをしたわけでもありません。ゆえに自分が思ったことを証明出来るのは、人任せしかありません。本当は自分の体を張って証明したいですが、それも出来ない弱い人間です。だから色々な本や専門書に目を通しました(立ち読みで)。でも私の想いとは何かが違うと常に感じていました。だから本を購入したことがありません。しかし、この本の事を知った時、帯のメッセージにグッと惹かれるものがあり、第六感で「これは絶対私の中で何かが変わる一冊になるのでは」と思い、衝動的に注文しました。そして私の勘は的中し、この内容をもっと世間に広めたいと思いました。特に動物取扱業者には絶対読んで欲しい。私達が日常生活では知り得ない事を教えてくれる本です。私も知人に薦めますが、ぜひどんどんアピールしていってほしいと心より願っております。ありがとうございました。

● H・Kさん(45歳男性)

 私は川股昭彦さんの「魔法のドックサイン」も読了しておりますが、「しつけ以前の"刷り込み"」の重要性を世間に知らしめることができる貴重な書籍だと思います。
 我が家では1歳1ヶ月の柴犬(雌)を飼育しておりますが、4ヶ月半過ぎまでブリーダーさん(Y氏)のもとで親犬や同居犬と一緒に過ごしたためか、「柴犬にしては珍しく大人しいねぇ」と言われるほどフレンドリーで社会性が高く育ちました。刷り込みがきちんとされている犬は、社会性が高い良い犬になるという堀さんや川股氏の説には全面的に同意しております。
 昨年、我が家に迎える子犬を探している時に、Y氏のblogで川股氏の「魔法のドックサイン」が紹介されているのを見て、子犬を迎える前に読了しています。子犬を我が家に迎える前に「刷り込みが重要」という考え方を知ることができたのが、何よりも良かったと実感しています。子犬の選び方やしつけの考え方が根底から変わりました。
 Y氏は「私のところではときどき意識して生後6カ月近くまで、或いは生後1年ほどまで子犬兄妹犬や親犬や仲間の犬と一緒に遊ばせながら育てた上で、新しい飼い主に渡すことをしております。」とblogで述べられています。心ある一部のブリーダーさんは刷り込みの重要性を理解した上で「真に良い犬」の作出・譲渡を目指してますが、世間一般では乳離れしたばかりの「コロコロした可愛い(バカ)子犬」が陳列・販売されている事例が大部分なのが悲しいところです。日本の犬飼いの意識をレベルアップさせるため、堀さんの著書がベストセラーとなるよう願って止みません。

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