書誌情報・目次のページへ 内容紹介のページへ 書評再録のページへ
炭坑美人 闇を灯す女たち

【読者の声】


●女性(30歳)=写真一枚一枚、なでながら読んでいます。ほんとにみんな美しい。

●男性(75歳)=素晴らしい本です。元坑夫だったおばあさんたちの写真、お顔が後光をさす美しさに感動しました。もちろん、その語りとかつて北海道の炭坑で生まれ育った私には他人事ではなく思えます。後世に残したい本の1冊です。「筑豊のこどもたち」「生きているヒロシマ」など貴社の出版態度に敬意を表します。

●男性(46歳)=ここ10年くらい読んだ本の中で最も感銘を受けた。日本の近代化を引っぱったエネルギーを感じた。われわれもお婆ちゃんたちに負けていられないと強く思った。

●女性(28歳)=生の声が聴けて大変満足しました。2500円という値段の価値が充分あると思います。涙と自己反省なしには読むことができませんでした。このような本当の歴史をもっと若い世代が知っていくべきだと痛感しました。

●女性(34歳)=人間の強さを感じました。このおばあちゃんたちのように美しく年をとりたいと思います。

●男性(63歳)=鋭い視点と粘り強い取材熱の結晶です。参考になりました。涙で読んだ人もありました。

●女性(61歳)=辛い人生も、明るく、強く、生きてこられた女性たちに強い感動を覚えました。

●女性(80歳)=本当の言葉が書いてあるのを感じた。素朴な人間の生き方に明日からの元気が出た。

●男性(69歳)=このような記録はこれで最後でしょうね。貴重な本ですね。歴史に残りますよ。

●男性(41歳)=It's really wonderful! 素晴らしかった。

●女性(69歳)=こんな世界があったのか。これが現実だったのか。今の私が何なんだろうと自分が嫌になりました。バブルに浮かれ、小さなことにくよくよし、いつも不満で、これで良いということがなく、本当にこの本を読むまでは、自分がみじめだった。でももう振り返らない。前を見て、毅然として、感謝の気持ちを忘れず、残りの人生を生き抜きたい。ありがとうございました。がんばります。

●男性(48歳)=田嶋さんが筑豊で費やされた何年もの取材の成果に感服しました。写真と文章も良し。労作です。この本を出版された貴社の良心に敬意を表します。

●男性(43歳)=日本のおばあさんの笑顔を拝見するとうれしくなります。本書を、大切にいたします。

●男性(63歳)=タイトルがいいです。聞き取りとはいえ、実に生き生きと伝わってきます。あの時代、こんな人生と暮らしをしていた人たちの姿が今に伝わってきます。

●男性(50歳)=とても貴重な証言の本です。子どもの労働の歴史を勉強する者として、とてもうれしい本でした。

●男性(75歳)=すさまじい話を淡々と語るばあさん達。もっと写真や絵が欲しかった。今の時代では人に通ずるまいが、良い記録だった。

●女性=すごい内容です。一人ひとりのおばあちゃんが、生き生きと語り部となり、炭坑の時代を今に伝えてくれます。写真もいい。時代を貫く光と闇。

●女性=祖父・父も炭坑の出です。自分の出身に改めて誇りが持てるような気がしております。ありがとうございました。

●女性(42歳)=私の母の友人が横浜の本屋で祖母が載っている本を見つけ、送っていただきました。初めて祖母の結婚のいきさつや、炭坑での様子を知り、今でも祖母が元気でいるような気がして、とても嬉しく懐かしく思いました。

●男性(49歳)=頭の中に少しはあったが、それぞれの話を見ると、おもしろいし、また、いろいろな人生であると思う。苦しかったのだろうが、今はみな美しい。

●男性(36歳)=イタリアの友人にプレゼント。大体の内容を簡単に話したら、翻訳されることをとても望んでいた。写真はいずれもすばらしく、「美人」の名に恥じないと確信する。
トップページへ