八木下弘(やぎした ひろし)略歴
大正10年、秋田県生まれ。
昭和13年、秋田営林署勤務、林相写真の撮影を手がける。
昭和26年よりアルスの「カメラ」、「朝日カメラ」その他の月例写真家として活躍、土門拳、木村伊兵衛の両巨匠に私淑する機会を得る。
昭和32年、モスクワの世界青年学生平和友好祭に、秋田県ならびに全林野労働組合代表として参加。
昭和33年、林野庁広報室勤務となり上京。
昭和39年、捕鯨監督官として南氷洋に出漁。
昭和42年、土門拳に師事。
昭和53年、40年にわたる林野庁勤務に終止符を打ち、昭和54年、写真集「日本の巨木」刊行を機にフリー写真家としてグリーンフォトを主宰。ライフワークとして「日本の森林」「鎮守の森」などに取り組んでいる。日本写真家協会員・同理事。
主な著書
土門拳を撮る」(築地書館)、
「ソビエト民衆の表情」「くじらを捕る」「生態系写真集」その他がある。


土門拳を撮るの表紙画像
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