戸城素子(としろ もとこ)略歴
1昭和18(1943)年、製紙技術者だった父親と母親、妹弟4人とともに、旧満洲国の首都、新京へ。
満洲へのソ連侵攻、国民党支配、内戦などの混乱の渦中で、一家全員8人が九死に一生を得て、1953(昭和28)年に帰国。
帰国当時、著者は23歳であった。
その間、父親とともに共産党指導下の中国吉林で、製紙工場立ち上げに奔走。
主な著書
満洲、新中国で日本人として生きる』(築地書館)。

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