栗栖健(くりすたけし)略歴
 1947年生まれ。広島県出身。少年時代、夏は朝から暗くなるまで川につかり、魚たちの習性をからだで覚えた。早稲田大学法学部卒。毎日新聞記者。戦後の食料難の記憶から、農業さらには、農耕と自然との関係に目を向ける。都市の水道水がのどを通らなかった経験から川について地に足をつけて考えたいと1999年、吉野川が流れる奈良県五條市に転勤。以来、つり人などからアユの話を聞き集め、これからの世代に伝えるべき清流・吉野川も全国の川と同じ課題を持つことを知り本書をまとめた。
主な著訳書
アユと日本の川』、
『日本人とオオカミ』(雄山閣)

アユと日本の川の表紙画像
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