椚國男略歴

椚國男（くぬぎ・くにお）

一九二六年　東京都八王子市大横町に生まれる
一九三九年　府立織染学校色染化学科に入学
一九四四年　商工省東京工業試験所に入所
一九四五年　五月入隊が九月に延びて、八月敗戦
一九四六年　春陽会展に「極楽寺境内の梅」入選
一九四九年　八王子市立第五中学校図工科教諭になる
一九五〇年　明治大学文学部地歴科地理（二部）卒業
一九五二年　都立八王子工業高校定時制社会科教諭になる
一九六一年　全日制勤務に移る。生徒の要望で考古学部をつくる
一九七六年　『古墳の設計』と文化財保護運動で第一回藤森栄一賞を受ける
一九七八年　勤務校の『百年史』の編集を終えて定年退職
一九八五年　稲城市史編集委員になる（弥生・古墳）
一九九〇年　多摩考古学研究会世話人代表になる
二〇〇六年　「国史跡八王子城とオオタカを守る会」が第七回和島誠一団体賞を受賞
現在　多摩考古学研究会世話人、日本考古学協会会員、ふだん記「八王子・雲の碑」グループ、
「高尾山天狗裁判」原告団幹事、国史跡八王子城とオオタカを守る会（前代表）

主な著書

『古墳の設計』（築地書館）
『緑がなくなるとき--ひとつの文化財保護運動の記録』（都立八王子図書館）
『古代の土木設計』（六興出版）
『戦国の終わりを告げた城--八王子城を探る』（六興出版）
『高校生の発掘--川口川下流域遺跡群25年間の調査』（揺籃社）
『土の巨人--考古学を拓いた人たち』多摩歴史叢書４（たましん地域文化財）
このほか論文・共著など多数。

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