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ふしぎふしぎ人のからだ

【内容紹介】●本書「はじめに」より


 みなさんのなかには、生物の話が好きな人がたくさんいると思います。また、大むかしの生物・化石の話が大好きな人もいる、と思います。
 いま生きている生物でも、大むかしの生物でも、一ばんおもしろいのは、なんといっても、人とよばれる生物、つまり人間だと思います。
 この本のおわりに書いてあるように、人間は「万物の霊長」といわれるだけのことがあって、世界じゅうで、そして世界がはじまってから、一ばんすばらしい生物です。
 人間の正しい姿は、社会科の勉強をよくしないと、ほんとうのことはわかりません。でも、それにさきだって、人間という生物のとくちょうを、きちんと理解しておかないと、せっかく社会科で人間の生活や社会のしくみのことを勉強しても、考えがぐらぐらしてしまいます。
 それなのに、学校の生物の勉強でも、図書室にある生物の本でも、生物としての人間のこと、とりわけ人間の体のつくりや、体のはたらきについては、ほとんど教えてくれませんし、わかりやすく書いたものもありません。
 そこで、人間の体のつくりやはたらきを、みなさんが大好きなマンガもいれて、やさしく、おもしろくお話しようと思って書いたのがこの本です。
 この本でみなさんは、いつも気になっていても、あまり人には聞けない人の体のふしぎを知ることができると思います。たとえば、のっぽとちび・美人の顔・デブちゃんとやせっぽち・うんちとおなら・男と女のちがい・頭をよくする体操・おでこと算数の話など、いろいろあります。
 おとうさん・おかあさん・先生はじめ、高校生以上のみなさんも、あらためて、人間の体のふしぎに、おどろくことと思います。
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