岩槻邦男+堂本暁子[編]
2600円+税 四六判 272頁 2008年5月発行 ISBN978-4-8067-1367-8
高山植物から感染症まで-- 確実に蓄積されてきた温暖化現象の知見に対して、 これまで進展の見られなかった温暖化と生物多様性との関連性について、 第一線の研究者の最新データ、 生物多様性を守るための地域での実践事例を詳細に報告する。
はじめに・・・岩槻邦男 第一部 温暖化と生物多様性 生物多様性の歴史と地域的重要性・・・西田治文 IPCC第四次評価報告書・・・平野礼朗 生物多様性の持続的利用・・・岩槻邦男 データの蓄積が急務ノノ伊藤元己 全国初の「ちば県戦略」づくり・・・堂本暁子 国家戦略と地域活動の連携による実効性の確保・・・亀澤玲治 第二部 温暖化に追われる生き物たち 千葉県内で分布を拡大する亜熱帯の昆虫・・・倉西良一 海水温の上昇と底生生物への影響・・・宮田昌彦 地球温暖化と淡水魚の盛衰・・・田中哲夫 両生類の生息適地に異変・・・長谷川雅美 ガン類の越冬地の北上と、急増する個体数・・・呉地正行 新型ウイルスと拡大する感染症リスク・・・加藤賢三 温暖化による永久凍土と高山植物の危機・・・増沢武弘 里山の照葉樹林化による種多様性の低下・・・服部保 房総半島の植物相に見られる異変・・・中村俊彦 六甲山におけるブナの衰退・・・服部保・栃本大介 第三部 地域で生物多様性と生きる 湿地の復元で絶滅危惧種が生息・・・佐野郷美 自然環境や生命尊重の意識を高めるコミュニケーション学習・・・永島絹代 自然への感動を共有する学校ビオトープ・・・梅里之朗 生物多様性を国是とするコスタリカ・・・大木実 ボルネオジャングル体験スクール・・・平松紳一 座談会「生活者の視点貫く地域戦略の構築」・・・堂本暁子・手塚幸夫・吉岡啓子・中村俊彦