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ヒットラーでも死刑にしないの?

著者……中山千夏 →→著者略歴と主要著訳書
1650円 ●2刷 四六判 132頁 1996年11月発行

死刑はよくないと思うけれど、具体的な死刑支持論にぶち当たると、どう答えたものか、どう考えたものか、迷ってしまう。
そうした人のために、宗教者でも学者でもない著者が、常識だけを武器にして、徹底的に、自分の言葉で論を展開し、死刑廃止の考えを確立する。
西欧近代の人工的な産物である「人権論」に自前の言葉で新たないのちを吹き込んだ、待望の死刑廃止論。

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【主要目次】
第1章・死刑は殺人だろうか?
  • 死刑は殺人ですか?
  • オトナが死刑を受け入れるわけ
  • 死刑とふつうの殺人の違い
  • 戦争とのつながり
  • 正義があっても殺さない
  • 死刑はやめられる
第2章・ヒットラーでも死刑にしないの?
  • 深遠ではない話
  • 生命にかかわることだからこそ
  • ヒットラーでも?
  • 英雄の戦死、英雄の刑死
  • どこまで殺すか?
  • 死刑は人々の武器か
  • 死刑と暗殺・リンチの関係
第3章・殺された人の人権はどうなる?
  • 死刑になる罪
  • あちらの人権、こちらの人権
  • 人権は正しい
  • RIGHTの歴史
  • 日本の人権感覚
  • 犯罪と人権
  • 残虐さと死刑
  • 治安と死刑
第4章・被害者に悪くて……
  • 大声ではいえない
  • 思いやりのかたち---匿名の報道
  • 思いやりのかたち---補償
  • 「犯人を殺したい」気持ちについて
  • 気が晴れるのは観客だけ
  • 死刑廃止を大声で
第5章・あなたの家族が殺されたらどうする?
  • たとえば、あなたの家族が……
  • 被害者はみんな殺意を抱く?
  • 被害者感情はもっと複雑
  • むしろカウンセリングのシステムを
  • 被害者の真の願いは死刑ではない
  • 薬害と犯罪被害
  • もうひとつの被害---冤罪者
  • もうひとつの被害---執行者
第6章・つけたし---死刑をなくすことばと人
  • 私の論のまとめ
  • 廃止論者のイメージ
  • 廃止論者の実像
  • 死刑肯定の思索
  • 生への情熱があるから
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