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きのこと木材

著者……高橋旨象 →→著者略歴と主要著訳書
2000円 A5判 142頁 1989年10月発行

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【主要目次】
第1章・木材に生えるきのこ
  1. 生育空間・栄養源としての木材
    (木材の肉眼的構造/木材の顕微鏡的構造/細胞壁の構成成分(主成分)/細胞内の成分(副成分))

  2. 木材腐朽菌としてのきのこ
    (腐生・寄生・共生菌の中の位置づけ/きのこの中の木材腐朽菌/その他の木材腐朽菌/木材の腐朽型とその特徴/腐朽型と栄養進化)

  3. きのこの種類(分類的位置との関連/発生環境や樹種との関連)
第2章・木材の腐朽
  1. 腐朽の進行過程(木材中での腐朽菌の挙動/他の微生物とのかかわり)
  2. 腐朽による変化(外観的変化/物理的変化/化学的変化/腐朽の診断方法)
  3. 木材の耐朽性(辺材と心材の比較/針葉樹材と広葉樹材の比較/主要樹種の耐朽性区分)
第3章・木材の防腐
  1. 建築物の木材腐朽菌(種類と特徴/建築物の大敵ナミダタケ)
  2. その他よく見かける木材腐朽菌(スエヒロタケ/カワラタケ/ヒイロタケ/キチリメンタケ)
  3. 腐朽の発生条件
    (酸素・水分・温度・栄養/建築物の構造との関連/建物の断熱化・密閉化を腐朽菌も歓迎)

  4. 建築物の腐朽防止方法
    (建築的手法/薬剤による防腐/その他の方法/腐らない木材の開発は可能か)

第4章・エピソード
  1. フクロウとサルノコシカケ
  1. 天井裏に隠れていた腐朽菌
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